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全身状態を管理する"Closed General ICU"

集中治療室

当院のICUは、「救急患者のうち継続的な全身管理が必要な患者」「手術後に高度な全身管理が必要な患者」「病棟で重篤な症状を表した患者」などが入室します。あらゆる病状にも対処できるようICU専属の医師、看護師が24時間体制で配備されており、患者の早期回復のために日々チーム医療で努めています。

集中治療室とは

救急外来に搬送された重症患者や、入院中に容態が悪化し厳重な全身管理が必要な患者に対して、呼吸、循環、代謝その他の重篤な急性機能不全の状態を24時間体制で管理し、より効果的な治療を施すことを目的としています。また、ハイリスクの手術や術後全身管理を要する手術(下記参照)に適応した 患者に対しては、前もって集中治療室入室を予定することがあります。まず一般病棟に入院していただき、手術後に集中治療室にて全身管理を行い、術後の早期回復を図ります。 全身状態が安定した時点で再び一般病棟に戻ります。 当院の集中治療室は、救急患者から予定手術患者まで、全科の患者の全身管理を行い早期回復に努めています。

ICU専従医の勤務体制

日勤帯 4~5名:指導医2名(麻酔科医を含む)と専攻医・研修医2~3名
当直帯 1~2名:指導医1名(麻酔科医のときあり)、または、指導医1名と専攻医・研修医1名

認可

厚生労働省特定集中治療室管理料認定施設
厚生労働省広範囲熱傷特定集中治療室管理料認定施設
日本集中治療医学会集中治療専門医認定施設

運営形態

集中治療科・救急科(・麻酔科)医師で形成された集中治療専従医師の管理のもと、全科の重症患者の入室を扱うClosed General ICU

ベッド数

ICU 6床、CCU 6床、SCU4床

各処置・管理の内容について

その日のICU専従医と各科主治医で1回/日の合同カンファレンスを行い、治療方針を決定・確認します。その方針に基づきICU専従医が各種処置・管理を行います。

気道確保 気管挿管、外科的気道確保、気管切開、など
呼吸管理 胸腔ドレーン留置、人工呼吸器管理、呼吸理学療法、体外式膜型人工肺(ECMO)など
循環管理 観血的動脈圧ライン・中心静脈路・Swan-Ganzカテーテル留置、循環作動剤投与、補助循環(IABP.PCPS)、など
水分管理 輸液療法、血液浄化法用ブラッドアクセスカテーテル留置、血液浄化法(HD・CHDF・腹膜潅流)、など
感染コントロール グラム染色や培養検査をもとにした抗生剤投与、ドレナージ、など
栄養管理 栄養サポートチーム(NST)と共働した栄養計画、など

対象症例

予定手術後

食道癌根治術後、肝切除術後、膵十二指腸切除術後、心臓大血管手術後、肺切除術後、重症筋無力症胸腺摘出術後、脳血管バイパス術後、頚椎骨折手術後、骨盤骨折手術後、心肺疾患合併症患者の大手術後、腎不全者の大手術後、小児の大手術後、など

緊急手術後

脳動脈瘤破裂術後(低体温療法・高心拍出量療法) 、下部消化管穿孔術後(エンドトキシン吸着)、 大動脈瘤切迫破裂術後、など

外傷疾患

多脳挫傷・頭蓋内出血(低体温療法バルビツレート療法)頚椎損傷 肺挫傷・血気胸・フレイルチェスト(胸腔ドレナージ、左右分離肺換気療法、内固定療法) 横隔膜破裂 肝破裂・脾破裂・腎破裂 骨盤骨折、など

外科的救急疾患

広範囲重症熱傷、気道熱傷、破傷風、ガス壊疽、劇症型A群溶連菌感染症、腹部大動脈瘤破裂、圧挫症候群、Compartment症候群、産科ショック・羊水寒栓症、など

内科的救急疾患

CPAOA(来院時心肺停止)蘇生後 、敗血症性ショック 、広汎性血管内凝固症候群(DIC)、 重症心不全(PCPS) 、重症呼吸不全(APRV) 、ガス中毒(OHP) 、薬物中毒(CHDF、HD、吸着) 、重症急性膵炎(動注療法、CHDF) アナフィラキシーショック、 糖尿病性昏睡 、重積痙攣 、ギランバレー症候群(免疫吸着) 、ライ症候群、 白血病急性増悪 、大量喀血・肺出血(分離肺換気療法)、 誤嚥性肺炎 、溺水 、熱中症、など

高度救命救急センター

高度な医療設備・技術を備え、24時間体制で最良の医療が提供出来る体制で臨んでいます。

集中治療科・救急科紹介

プレホスピタルや初療から集中治療管理への医療連携、そのマネージメントを行っています。

基幹災害医療センター

前橋赤十字病院高度救命救急センターは、群馬県の基幹災害医療センターに指定されております。

教育・研修

教育コース受講、集中治療科・救急科専門医、フライトドクターを目指すことができます。